【ワーケーション】石巻に1週間滞在するなら?おすすめのワーケーションプランを紹介!

【ワーケーション】石巻に1週間滞在するなら?おすすめのワーケーションプランを紹介!

    でも、石巻についてあまり知らないので、どんなワーケーションができるのかわからない…。
    そんな方に、「1週間の石巻ワーケーションのおすすめプラン」を本記事で紹介します!
    漁業などの伝統的な産業を基盤に、震災以降新たな活動や施設が多く生まれている石巻。
    アートに明るい街でもあるなど、市内各所でテレワークをしながら石巻ならではの体験ができるワーケーションプランを組むことができます。
    今回は、ワークもバケーションも充実させられるプランを紹介するので、石巻でのワーケーションを検討する方はぜひ参考にしてみてください。

    【概要】石巻ワーケーションおすすめプラン

    今回は、6泊7日(月曜日〜日曜日)の日程で石巻でワーケーションをすると仮定して、以下のようなプランを考案しています。
    「石巻でワーケーションをするならこれ!」というまとめ投稿のような感じで、まずは気楽にご覧ください。
    ■平日
    ・石巻に到着したらまずはカフェ「IRORI石巻」に向かい、石巻の街について情報収集
    ・平日5日間のうち4日間は宿泊先やカフェで仕事
    ・残りの1日は牡鹿半島・蛤浜(はまぐりはま)で漁業体験
    ・合間に市内観光や外食へ
    ■休日
    ・牡鹿半島でSUPなどのマリンアクティビティ
    ・お土産等の買い物
    ・平日に行けなかったお店やカフェに行く

    【詳細】石巻ワーケーションおすすめプラン

    上記のおすすめプランの詳細を、写真とともに紹介します。
    各スポットやアクティビティ等の情報を掲載しているので、ご自身の予定を元に組み合わせていただけると嬉しいです。

    1日目&2日目/平日

    さあ、今日から宮城県石巻で1週間のワーケーション。 電車やバスでの道中、仕事をしたり読書をしたり、石巻での過ごし方について話したりするのもいいですね。
    石巻駅に着いたら、まず向かうのは「IRORI石巻」というカフェ。
    駅から徒歩10分ほどの距離にある、ガラス張りの扉が開放的な街であることを思わせる場所です。
    ドリンクを注文する際「石巻に初めて来たんです」と伝えると、店員さんが街のことやイベント情報などをたくさん教えてくれます。
    観光やグルメに関する情報だけでなく、仕事ができる場所もここで聞いてみましょう。
    ご自身が興味のあることを話したら、それに合わせてお店やスポットを紹介してくれますよ。
    情報を一通り教えてもらった後は、そのままカフェスペースで仕事をするのも、1週間のプランを立てるのもいいですね。
    IRORI石巻は電源と無料Wi-Fi完備なので、PCでの仕事にもおすすめの場所です。
    店員さんにお願いしたら延長コードを無料で貸してくれます。
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    場所:〒986-0822 宮城県石巻市中央2丁目10−2 新田屋ビル 1F
    営業時間:10:00〜19:00
    定休日:なし
    駐車場:なし
    電源:あり
    無料Wi-FI:あり
    料金:400円/杯〜
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    「せっかく石巻に来たんだし、石巻ならではのものを食べたいよね〜」。
    仕事が一段落した後のランチにおすすめしたいのが、城のような外観の中にある老舗「まきいし」です。
    地元の方に愛され続けている名店で、イチオシはめずらしい陶板で提供されるハンバーグ定食。
    アツアツのハンバーグをポン酢に絡めて食べるのがまきいし流で、上にかかっているソースの正体を正確に知るお客さんが誰もいないのもユニークな点です。
    もちろん抜群に美味しいハンバーグなので、滞在中にぜひ一度足を運んでみてください。
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    場所:〒986-0822 宮城県石巻市中央2丁目5−10
    営業時間:11:00~14:00
    定休日:木
    駐車場:なし
    料金:(ハンバーグ定食)970円
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    ※まきいしの他にも、ランチにおすすめしたい飲食店はたくさんあります。
    以下の記事を参考に、ぜひいろんなお店に食べに行っていただきたいです。
    IRORI石巻石巻市かわまち交流センター(かわべい)で再度仕事をしたり、石巻の街を散策したりした後、1週間滞在するゲストハウス「Roopt石巻泉町–OGAWA–(以下OGAWA)」にチェックイン。
    築70年の古民家をリノベーションして運営している、実家のような安心感のあるゲストハウスです。
    1階はリビングやキッチン、シャワールームなどの共用スペースで、2階には寝室が計3室あります。一人で泊まるのも、グループで貸切で泊まるのもどちらもオススメです。
    まずは2階の寝室に荷物を降ろし、1階のリビングで一息。
    電源と無料Wi-Fiがあるので仕事を再開するもよし、コーヒーなどを飲みながら雑談するもよし。
    宿泊者しか出入りしないプライベートな空間なので、仕事の打ち合わせをするのにもいいですね。
    このOGAWAは、Airbnb経由の他、定額で全国のコリビングスペースに滞在できる多拠点生活サービス「LivingAnywhere Commons」経由でも利用可能です。
    ワーケーションの頻度などをもとに、ご自身に合うサービスをご活用ください。
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    場所:〒986-0832 宮城県石巻市泉町1丁目2-2
    営業時間:チェックイン:15:00〜、チェックアウト:〜10:00
    定休日:なし
    駐車場:なし
    電源:あり
    無料Wi-FI:あり
    料金:(単身の場合)一人あたり4,000円/泊(一棟貸しの場合)20,000円/泊
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    仕事に疲れたら、散歩に出かけてリフレッシュ。
    旧北上川沿いは歩きやすいように堤防が整備されており、外の空気を浴びながら歩くのは心地が良いでしょう。
    「そういえば晩ごはんどうする?」
    夜が近づくと、そのような会話も生まれるでしょう。
    OGAWAにはキッチンがあるため、食材を買ってきて自分達でご飯を作ることも可能です。
    そんな時は、OGAWAから徒歩10分の距離にある「いしのまき元気いちば」がおすすめです。
    地元の海産物や野菜、お肉やお米など、石巻の新鮮な食材が集まる食品・食材売り場です。
    季節ごとの旬な食材を購入し、石巻ならではのご飯を作るのもワーケーションの楽しさの一つですね。
    いしのまき元気いちばではお土産も多く売っているので、ワーケーション最終日にも立ち寄ってみてください。
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    場所:〒986-0822 宮城県石巻市中央2丁目11−11
    営業時間:9:00 - 17:00
    定休日:なし
    駐車場:あり(2時間無料)
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    1日目と2日目はしっかり仕事をして、3日目に息抜きとして地域の体験やアクティビティを取り入れるのも石巻ワーケーションのおすすめポイントです。
    本記事では、牡鹿半島の限界集落・蛤浜(はまぐりはま)で「浜の暮らしのはまぐり堂(以下はまぐり堂)」が実施する、浜の暮らしを体験できる貸切プログラムを紹介します。
    震災を機に人口流出が進み、2023年3月時点で3世帯しか住んでいない蛤浜において、オーナーの亀山貴一さん(蛤浜出身)が中心となって立ち上げたはまぐり堂。
    海と山がすぐ近くにあり、一年中いろんな生物が獲れる場所であるため、自然と共生する生き方を肌で感じることができる場所です。
    はまぐり堂に到着し、自己紹介をした後にすぐ蛤浜での漁業体験へ。
    実際に漁で使用している船に乗り、春はカニ漁、夏はアナゴ漁など季節に合わせた漁の体験ができます。
    亀山さんが丁寧に教えてくれるので、漁業未経験の人でも大丈夫です。
    その漁で獲れた魚や地元の野菜などを使ったランチは「贅沢」の一言。
    蛤浜の幸を堪能できるとともに、「いただきます」の気持ちがより一層高まる瞬間にもなります。
    その後コーヒーを飲みながら一息ついたり、海岸沿いの貝殻やシーグラスを使ったアクセサリー作りをしたりと、浜暮らしの楽しさを全身で味わえるプログラムです。
    はまぐり堂の歴史や震災当時のことなど、ここでしか聞けない話も多く、石巻ワーケーションで印象に残る一日となるでしょう。
    ※この貸切プランは、事前予約必須で最低催行人数が3人となっています。 ご希望の方ははまぐり堂HPよりお問合せください。
    この貸切プランだけでなく、土曜日限定で事前予約制のランチや喫茶メニューも提供しています。
    はまぐり堂に気軽に行けるチャンスなので、そちらもぜひご検討ください。
    ランチの営業日やメニューははまぐり堂のInstagramアカウントで公開されています。
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    場所:〒986-2353 宮城県石巻市桃浦蛤浜18
    営業日:土(ランチ、喫茶の日) ※貸切利用についてはお問合せください
    駐車場:あり
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    せっかく車で遠出するなら、車で行ける場所にも行きたいーー。
    そんな方におすすめなのが、牡鹿半島から市街地への帰り道にあるおしゃれな複合施設「Ishinomaki Home Base」です。
    震災後に生まれた石巻の家具メーカー「石巻工房」のショールームでもあるこの場所は、カフェもものづくりスペースも施設内にあり、2階はゲストハウスにもなっています。
    家具やハンドメイド作品を見ながらゆったり過ごすのも、電源&無料Wi-FIもあるため仕事をするのにもおすすめな場所です。
    牡鹿半島から戻る最中に立ち寄り、ここまでの感想を共有したり、少しだけ仕事を進めたりするのもいいですね。
    疲れて仕事が捗らない、という時はソファー席に座ってゆっくり休みましょう。
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    場所:〒986-2135 宮城県石巻市渡波栄田91
    営業時間:11:00 - 17:00
    定休日:火
    駐車場:あり
    電源:あり
    無料Wi-FI:あり
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    市街地に戻り、「3日目だし、この辺で一回飲みに行きたいよね?」という気持ちも生まれてくる頃。
    石巻市街地には居酒屋やバー、スナックなどが数多くあるため、飲み歩きも楽しい街です。
    本記事では紹介し切れないほど多いのですが、ここでは「割烹スタンド 松ばる」を紹介します。
    いわゆる路地裏にある隠れ家的なこの居酒屋は、店主の木下智也さんが切り盛りする小さな名店。
    店主自身が調達した食材や石巻の季節の食材を使って、一品一品こだわって石巻の食の楽しさを伝えています。クラフトビールやナチュラルワインも豊富。
    3.11の津波で流されてしまった実家の旅館「松原荘」の再建を目指しており、カウンター越しにその話を聞くのも松ばるの楽しみ方の一つかもしれません。
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    場所:〒986-0831 宮城県石巻市羽黒町1丁目5−23
    営業時間:18:00 - 23:00
    定休日:月、火
    駐車場:なし
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    4日目&5日目

    ワーケーションプログラムに参加したら、イベントが詰め込まれすぎていて仕事が全然捗らなかった…。
    これは、ワーケーションをしている方からよく聞く言葉です。
    ワーケーションと言えど、社会人である以上仕事の時間がメインなので、本記事で紹介するおすすめプランも詰め込みすぎない余裕を持たせたスケジュールにしています。
    木曜日と金曜日は1週間の仕事をしっかり終わらせる日。
    OGAWAのリビングで仕事をするのもいいですし、気分を変えてカフェで仕事をするのもいいでしょう。
    ここでは、2022年8月にオープンした劇場&カフェの複合施設「シアターキネマティカ」を紹介します。
    手前がカフェ、奥が劇場というユニークな構造のこの施設は、「この街に根付く芸術文化を絶対に絶やしてはいけない」という想いで、元々ふとん屋さんだった空き家をリノベーションして作られました。
    劇場スペースでは演劇や映画上映など、毎週のように芸術関連のイベントが開催されています。
    カフェスペースにも芸術関連の書籍が並んでおり、「芸術に触れてみたい」と思ったらまず足を運んでもらいたい場所です。
    カフェスペースでは、PC作業をしている方も多くいらっしゃいます。
    仕事場所として活用しながら、週末の芸術イベントや街のイベントの情報をキャッチしに来るのもおすすめです。
    シアターキネマティカを運営する石巻芸術文化協会の谷口さんと阿部さん、そしてカメラマンの山田さんの3人が気さくに話しかけてくれるので、楽しい時間を過ごせる場所でもあります。
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    場所:〒986-0822 宮城県石巻市中央1丁目3−12
    営業時間:11:00〜17:00(季節によって17:00〜22:00もビアスタンドとして営業)
    定休日:月、火、木
    駐車場:なし
    電源:あり
    無料Wi-FI:あり
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    この他にも、石巻市内にはPC仕事におすすめなワークスペースが多く存在します。
    以下の記事をチェックし、ぜひ色々な場所を活用してみてください。
    1週間の仕事が終わり、いわゆる”華金”は飲みに行きたいですよね。
    夜の石巻市街地を散歩しながら、気になったお店にふらっと入ってみるのもおすすめです。しかし、飲み過ぎにはご注意を。

    6日目&7日目/週末プラン

    最後に、週末を想定した最後の2日間のおすすめを紹介します。
    土日は仕事から離れてバケーションを満喫したい、という声にお応えした内容になっています。
    石巻は海が近く、マリンアクティビティも盛んな街です。
    3日目の章で紹介した牡鹿半島を舞台に、マリンアクティビティを提供している方も数多くいます。
    本記事では、環境活動家・宮城了大さんが運営する「Active Life Lab」のSUPプログラムを紹介します。
    幼少期から海とともに育った石巻出身の宮城さんが、「震災で失われてしまった海を取り戻したい」という想いで、震災後の石巻の海に触れられるような活動をしています。
    SUPも、「遊泳禁止となった蛤浜の海でも遊べるように」と考えられたプログラムです。
    宮城さんが丁寧に教えてくれるため、SUP初心者でも安心して楽しめます。
    穏やかな波と風に体を預け、牡鹿半島の空気を全身で浴びながら海の中を進んでいくのは、本当に気持ちいいですよ。
    心も体もリフレッシュができる内容なので、日々PCと向き合っている人に特におすすめしたいプログラムです。
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    開催場所:石巻市蛤浜
    料金:半日14,300円/人(1人のみ)8,250円/人(2〜4人)
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    この他にも、石巻だからこそ経験できるプログラムやアクティビティがたくさんあるので、こちらの記事もチェックしてみてください。
    要予約のものが多いため、申込方法等については各HPにてご確認ください。
    お土産や自分へのプレゼントを買いたい時、ぜひ選択肢に入れていただきたいのが「観慶丸本店」です。
    陶磁器を中心に服飾、生活雑貨などを販売するセレクトショップで、センスのいい食器やバッグなどが並んでいます。
    ガラス張りの外観もそのセンスの良さを感じることができ、店内は見るだけでワクワクします。
    お世話になっている人へのプレゼントなどで購入すると、きっと喜んでくれるはずです。
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    場所:〒986-0822 宮城県石巻市中央2丁目8−1
    営業時間:10:00 - 18:00
    定休日:火
    駐車場:なし
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    6日目の夜も思い思いに過ごし、石巻でのワーケーションも早くも最終日。
    7日目の朝はOGAWAでゆっくり過ごし、チェックアウトした後はそれまでに行けなかったお店に行ったり、買い忘れていたお土産を買ったり。
    「石巻良かったね」「また来たいね」と話しながら帰路についてくれると嬉しいです。
    以上、石巻で1週間のワーケーションをする際のおすすめプランを紹介しました。
    仕事の時間も場所もしっかり確保した上で石巻の魅力に触れられる、ワーケーションにうってつけの内容になっているので、本記事の内容を参考にしてぜひワーケーションプランを組んでみてください。

    おまけ

    本記事では基本的に徒歩のみで楽しめるプランを紹介していますが、場所によっては路線バスや車、自動車などを使う必要があります。
    その情報を以下にまとめましたので、こちらも参考にワーケーションプランを計画してみてください。
    レンタサイクル、レンタカーは事前予約が必要となるので、ご利用の際は早めの予約を。
    ■路線バスを使うなら
    ミヤコーバス
    ■レンタサイクルをしたいなら
    石巻観光情報案内所(石巻市役所1階)レンタサイクル
    ■レンタカーを借りたいなら
    日本カーシェアリング協会
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