株式会社midnight sunで支援させていただいた企業様の導入事例を、インタビュー記事形式で掲載しています。
本記事では、宮城県石巻市に本社を置く株式会社北村笑店様の、指定障害福祉サービス事業所(就労継続支援B型事業所)「きゅう」で運営するコーヒー&アクセサリーショップ「kyuu」における経営コンサルティングの事例について紹介します。
支援内容
支援前の課題
- 「売上を伸ばしたい」意志はあるものの、具体的にどう伸ばすかが不明瞭だった
- 事業の背景を理解してくれた上で、幅広い視点から経営をサポートしてくれる人材が近くにいなかった
支援内容
- kyuuのビジョンの再定義
- アンケート調査やお客様ヒアリング
- リブランディング計画策定
- 広報計画策定
支援によって得られた成果
- 売上向上に向けた施策や計画の明確化
- kyuuのお客様像とニーズの再定義
- お客様像に合わせたリブランディング及び広報活動の方向性決定
お客様の声
客観的に幅広い視点で経営をサポートしてくれる人を探していた
midnight sunさんにお声がけする前は、「珈琲豆と手しごとのモノ kyuu(以下kyuu)」の売上を上げたいと漠然と考えていたのですが、具体的に何をどう進めていくかまでは決まっていない状態でした。
その中で大切にしたいと思っていたのが、「単に売上を上げるのではなく、商品の魅力や事業の背景もお客様に伝えたうえで売上につなげる」ということです。
そもそも「きゅう」は、当事業所の利用者さんが街で安心して暮らせるようにと設立したので、事業を通じて利用者さんとお客様が良好な関係を築ける場所を目指しています。
そのためにも、商品や事業の背景にあるものをお客様に伝えていきたいと考えています。
こういった想いは常日頃から持っているのですが、自社だけで考えていると抽象的になることが多く、客観的に見て事業をサポートをしてくれる人を必要としていました。
また、「売上が上がればあがるほど利用者さんの工賃(=給料)もアップする」という就労継続支援B型事業所の特性、そして「利用者さんが暮らしやすい街にする」というビジョンの両方を踏まえた売上向上を実現したいと考えていました。
そこで知人からの紹介もあり、「福祉業界外の方」「幅広い分野への理解がある」など私の中の条件と合致したため、kyuuの売上向上を目的とした6ヶ月間の経営コンサルティングをmidnight sunさんに依頼しました。
「なぜやるのか?」の再確認から具体的な施策まで、総合的に組み立ててくれた
6ヶ月間の経営コンサルティングの中で、「そもそも何のために事業を行っているのか?」というビジョンの再確認から、売上向上に向けた具体的施策の構築まで総合的に支援いただきました。
「kyuuをどういう場所にしていきたいか」「お客様はなぜkyuuに来てくれているのか」など私にもお客様にも丁寧にヒアリングしてくださり、そこから仮説を打ち立てて店舗や商品のリブランディング、広報活動の強化を実施することになりました。
お客様へのアンケートやヒアリングによって、当社が大切にしていることがお客様にもちゃんと伝わっていると再確認できて、今までやってきたことや今後やっていくことにもより自信が持てるようになりました。
今回のコンサルティングを経て、メルマガを用いた広報活動に着手することになったのですが、これはmidnight sunさんからの提案です。
先述のkyuuのビジョン、私自身の広報活動への抵抗感があったことの両方を踏まえて、「マス」ではなく「コアな顧客」に情報を届けられるメルマガを導入することになりました。
お客様の顔が見えるので今は抵抗なくメルマガを配信できていますし、既に開設していたInstagramからの導線も作ることもできてよかったです。
ちなみに、デザイン変更後のパッケージを利用者さんに見てもらったら、いい意味で驚いていました。
自分たちが作っているものが、こんなに魅力的に映るのか、と思ったのでしょうか。
利用者さんが作っている商品は本当にクオリティが高く魅力あるものだと思っていて、それが伝わることでより自信や喜びを感じられ、その結果工賃アップにも繋がればいいなと考えています。
冒頭に書いた通り、実現したいことを言語化するのが難しくて曖昧な依頼になってしまったのですが、的確に意図を汲み取ってここまで組み立ててくれたおかげで、コンサルティング終了後もスムーズに事業を進められていると感じています。
▼内装リニューアル後のkyuu店舗写真(一部)
課題やニーズを整理して最適な提案をしてくれる"右腕"
中小企業の中でも、特に事業が少し軌道に乗ってきて、「もう一段階上にいきたい」と考えている企業さんにはmidnight sunさんはフィットすると思います。もう一段階上に行くために、いつ何をどう進めるべきかを隣で一緒に組み立ててくれます。
事業継承をしたものの体制が上手く整えられていない、あるいは新しい事業にチャレンジしたいけど何をすればいいかわからないと困っている企業にもマッチするのではないでしょうか。
midnight sunさんは、ホームページにも書いてある通り「編集者」という言葉がぴったり当てはまります。
抱えている課題やニーズを上手く整理して最適な提案をしてくれますし、同じ目線や感覚でお話しができて、右腕のような存在として頼りになると感じました。
業界を問わず、経営の課題を一度midnight sunさんに相談してみてほしいですね。
株式会社midnight sunは”ものごとの”編集会社として、宮城県を中心に経営における会社ごとの課題を「整えて、推進する」支援をしています。
導入を検討される方は、ぜひ気軽に一度お問合せください。
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