皆さんこんにちは、圧倒的なユーモアセンスとクセになるシュールな世界観の「おもしろい映像」を作り続けるセカイ監督チームです!
noteにて、動画制作の裏側や最近話題の動画などについて投稿していきます!
今や私たちの日常に欠かせない存在となったSNS。
SNSでの発信方法は文字・画像・動画などさまざまですが、中でも動画は拡散のスピードが速く、瞬く間に世界に広がって注目を集めやすいコンテンツです。
日々数多くの動画がアップされるSNSにおいて、何百万回も再生され、無数のシェアといいねが集まる動画(=バズる動画)がバズるのは何が理由だと思いますか?
「たまたまでしょ?」「投稿した人が有名だったらたくさん見られるに決まってる」「生まれ持ったセンスがある人にしかそんな動画作れない」と考える方が多いのではないでしょうか。
実は、SNSバズる動画は「たまたま」ではなく「バズる特徴」があるのです。
今回は、どんな動画がSNSでバズるのかを解説し、実際にTwitterやTikTokでバズった動画の事例もご紹介していきます!
有名じゃなくても、センスがなくても、「特徴」を掴めば誰にでもバズる動画を作れる可能性はあるのです。
「SNSでバズる動画を作ってみたい!」という方は、ぜひ参考にしてみてください。
SNSでバズる動画の特徴
「バズる」とは
バズるとは、インターネット上で拡散されることにより急速に広まり、多くの人々に話題となること。
SNSにおいては多くのシェア数・いいね数・コメント数などの反応を集めることが「バズる」に相当します。
バズる動画の特徴
バズる動画はたまたまバズるのではなく、バズる理由が必ずあります。
SNSでバズる動画の特徴は、以下のとおりです。
- トレンドや話題性をもとにテーマを設定する
- ギャップや驚くポイントがある
- 共感できる内容
- ユーモアがある
- 広告・宣伝っぽさがない
1〜4は動画へ興味を持たせるために必要そうだな、と感じますよね。
意外と重要なのが、5つ目の「広告・宣伝っぽさがない」というポイント。
広告や宣伝投稿は、SNSユーザーから敬遠される(=ウザがられる)傾向があるため、広告感が溢れているとそもそも見てもらえません。
広告や宣伝だったとしても広告感がなく、加えて1〜4のポイントを抑えている動画を作れば、バズる可能性は十分にあるのです。
SNSでバズった動画の事例10選
ではここから、SNSでバズった動画の事例を紹介します。
SNSを活用する皆さんも観たことがあるかもしれませんね。
Twitterでバズった動画事例5選
①シャウエッセン断髪式
ニッポンハム「シャウエッセン」のCM動画。
旧型のパッケージを「まげ」に見立てて、シャウエッセンの断髪式を行い新たなパッケージにリニューアルしたことを伝える内容です。
当時話題となっていたプラスチック使用削減に関連している点や、感動的な雰囲気を演出しているギャップが「バズる特徴」となっています。
②アイドルグループ ラフ×ラフ デビューMV
アイドルグループ「ラフ×ラフ」のデビューMV。
動画の冒頭では「プロデューサーの存在感は要らない」と言いながらも、メンバー本人たちよりも目立つプロデューサーにツッコミが殺到するというユーモアが「バズる特徴」になっています。
③伊右衛門 特茶 サァン種類の特茶
サントリーから発売されている3種類の伊右衛門特茶を紹介する広告動画。
3人の上白石萌音さんが続くかと思えば、3つめは桂三度さんの「さぁーん!」が入ることによりTwitterユーザーから大きな反応がありました。
思わずツッコミたくなるユーモアと、突然の桂三度さんの登場に驚くという「バズる特徴」を持っている動画です。
④俺たちのモンストーリー
人気のゲームアプリ「モンスト」の広告動画。
スタートから広告感のないドラマのような切り口で、視聴者の興味を引きつけています。
ゲームのやりすぎで腱鞘炎になってしまった少年にクスッと笑ってしまうユーモアさや、学校や職場など誰もが経験したことのあるシチュエーションに共感性が生まれる点が「バズる特徴」になっている動画です。
⑤ジムビームコーラで俺のターン
サントリー「ジムビームコーラ」の広告動画。
有名人を起用したりキャンペーンを行っていたこともバズった理由ではありますが、「なんでこの3人?!」とツッコミたくなるおかしな組み合わせの人選が「バズる特徴」にもなっています。
「俺のターン」という馴染みのあるキーワードもポイントです。
TikTokでバズった動画事例5選
⑥悪いが今は青春中
高校生の恋愛模様のあるあるを再現した動画。
可愛い幼馴染や男女の初々しいやりとりなどの理想の青春を動画を通して体現しています。
誰もが体験する「高校生」というテーマとリアリティのある細かい描写が共感を生み、いいねや保存につながるという「バズる特徴」があります。
⑦《3COINS公式》HITOMI
3coinsの商品紹介をしている動画。
公式アカウントでありながら、3coins特化のインフルエンサーのような立ち回りで動画を作成しています。
最初の2秒で動画の惹きになる箇所を入れて動画に興味を持たせ、裏技などを挟むことで離脱率を少なくしているところがポイント。
積極的にトレンドの音源を使用しているという「話題性・トレンド性」が「バズる特徴」になっています。
⑧YADUKI/居酒屋哉月
海外で人気のTikTokerの模倣や、TikTokでバズっているコンテンツを投稿している居酒屋の動画。
最新トレンドへの嗅覚が敏感で、いち早くトレンドを押さえているところが「バズる特徴」になっています。
再現度が高く、動画のクオリティも高いところも注目されるポイント。
⑨CAMP hack
キャンプで使えるおすすめの商品や、フードレシピを紹介している動画。
トレンドのキャンプと、万人に受けいれられやすい食というテーマでアカウント自体がバズりやすい方向性になっています。
キャンプに行ったことない人でも行きたくなる企画の作り方で、実演により使用イメージが湧き、初心者の方にも非常に丁寧な解説動画であるところも人気のポイントです。
⑩一家団蘭あさひ
老人ホームでのおばあちゃん達とスタッフの動画。
アカウント内で最もバズったこちらの動画は、おばあちゃんとは真逆の存在であるヤンキーのダンスを全力で踊っているという「ギャップ」が「バズる特徴」になっています。
おばあちゃん達同士やスタッフとの掛け合いがほんわかしていて優しい気持ちになる、ついつい見てしまう動画です。
【1200万回再生】セカイ監督が制作したバズ動画
では最後に、バズメーカーとして定評のあるセカイ監督の動画についても解説します。
「なぜか最後まで見てしまうアイス屋さんのCM」
株式会社セイヒョーの製品「アイスクリームセレクション」の広告動画。
アイスの味をそれぞれおじいちゃん・おばあちゃんで擬人化した学園ラブコメです。
公開から数日で1200万再生のバズを巻き起こし、中国でも話題となりました。
商品の売上は昨年比の3倍になり、テレビ番組やネットニュースにも取り上げられています。
なぜバズった?
公開から数日で1200万再生は稀に見る大バズりですが、なぜここまでのバズが起こったのでしょうか。
「なぜか最後まで見てしまうアイス屋さんのCM」動画がSNSでバズった理由は以下の点が挙げられます。
①ユーモアがある
冒頭の「バズる動画の特徴」でも解説したとおり、ユーモアは重要なポイントです。
この動画では「既視感(学園モノ)」と「新しさ(おじいちゃん・おばあちゃんが生徒)」を掛け合わせた面白さで視聴者を惹きつけています。
②ツッコミどころを作っている
ユーザーがついつい「ツッコミ」をしたくなる動画は反応が良く、SNSでのバズにつながります。
この動画は学園あるあるを踏襲しつつ、強引すぎる顎クイや濃すぎるキャラクター性など、さまざまな要素を詰め込んで戦略的な「ツッコミ」待ちの状態が出来上がっています。
バズ動画の作り方に関しては、以下の記事でも解説しているのでぜひ読んでみてください。
まとめ
以上、TwitterやTikTokなどのSNSでバズる動画の特徴や実際にバズった動画の事例をご紹介しました。
動画がバズるのは「たまたま」ではなく、バズる理由があるのです。
ご紹介した動画事例も、すべて「バズる特徴」が取り入れられていますよね。
ぜひバズる動画制作の参考にしてみてください。
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